小売りの食品PB比率最高

【要約】

プライベートブランド(PB)は流通・広告費が抑えられるためメーカー品より1~3割安いが、小売業者にとっても自社製品のため粗利益率は高い。食品価格の上昇を受け消費者はPB製品にシフトしており、スーパーの食品販売額に占めるPB比率は10月に過去最高の約17%に上った。小売業各社はPBの強化を打ち出し、店頭価格の上昇は鈍化している。物価上昇実現の主役がサービス業に移る格好だが、サービス価格は賃上げの影響を受けやすいためその重要性が高まる。

 

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2023年11月15日

日経新聞朝刊一面リード記事「小売りの食品PB比率最大」

https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20231115&ng=DGKKZO76131250V11C23A1MM8000