NEC、防衛技術で新事業

【要約】

日本の防衛産業の市場規模は3兆円あり、27年までのGDP比防衛費倍増も計画される。しかし現状は米政府の対外有償軍事援助でが多くが賄われており、過去20年間で100社超が撤退した。政府は防衛技術の民間転用が進めば企業は投資回収と技術革新、国は防衛力強化の恩恵を受けるとして後押しする。NECは戦前から潜水艦に提供するソナーをNTT・三菱重工と共に水中ドローンに転用する。洋上風力発電の設備検査や海底資源探索向けに売り込む。軍事技術の民間転用の例として、インターネット、Siri、GPSがある。

1083字→245字

2023年11月4日

日経新聞朝刊一面リード記事「NEC、防衛技術で新事業」

https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20231104&ng=DGKKZO75861630U3A101C2MM8000